実験的なライフスタイルを語るとき、実験であることを明記すべきか問題

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「フリーランス」「ノマド」「シェア」などの言葉が、なんとなく流行っている昨今。このような実験的なライフスタイル・ワークスタイルがバズワードになるときに、しばしば「言葉の定義が雑」とか、「そんな甘いもんじゃないよ」といった指摘がされることがよくあります。至極当然だと思います。

これらのバズワードで表現されるようなスタイル。バズワード化する前にやっている人たちにとっては、あくまで「実験的であること」「アブノーマルであること」を認識した上でやっていることがほとんどかと思います。必要に迫られて…というパターンももちろんありますが、間違っても「流行りのスタイル取り入れちゃいました(・ω<)」というスタンスではないはずです。リスクは承知の上で、あるいはヘッジ可能なものと思考しての行動。「実験」もしくは「緊急回避」ですね。

リスクを十分に検討せずに模倣しちゃうパターンをどう捉えるか

さて本題の件。実験的なライフスタイル・ワークスタイルが、少数による実験を超えてバズワード化し、有名な実験者が一部の人によって無批判に盲信されるようになった場合がテーマです。こうなった場合、実験者はどのような行動を取るべきかというのは難しい問題だと思います。
実験者として知見や現状をを広く公開すること自体は、実験者同士の情報共有として、あるいは後の研究者・実験者の分析対象としては、大変貴重な行為でしょう。一方で盲信者が無批判に受け入れて実行してしまうことで、一部の人が大失敗して痛手を負うこと、ないしは下手くそな実験で他の人に迷惑をかけてしまうこと、何らかの市場を荒らしてしまうことなどが懸念されます。

さらにスタイルがバズワード化した結果、各種メディアが大いに扇動してしまうのも問題です。細かいリスクを真面目に説明するよりも、新しいスタイルの新しさを華やかに打ち出した方がネタとしてウケることもあり、リスクを理解しない盲信者がさらに増えることになります。

バズワード化した時こそ、実験者であることを強く主張すべき

しかしバズワードと扇動によって盲信者が生まれたとしても、盲信される有名な実験者がいるならばできることがあると思います。それは「実験」であることを強く主張して警告すること。シンボルとなる人がなくバズワード自体が曲解されるケースと違い、有名な実験者がいるケースでは実験者自らがリスクを明示することで不幸な盲信者の暴走を止めることができ得ます。その上で、改めて啓蒙することだって、影響力があれば可能でしょう。
たとえば、「実験であることを明記する」「想定されうるリスクをまとめる」「おちゃらけ文体にする」などが考えられますね。

リスクを付記したエヴァンジャライズを広く行うことは可能か

実験であることを強く主張するための媒体として、ブログなどの実験者の発信媒体は有効かもしれません。しかし、もしも書籍などの形でより広く、より権威的に実現できれば、より効果的であると私は考えます。「リスクも含めて正しく伝える」ということにコミットしたいと考えているところです。

電子出版の立場からパブリッジについて考える

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本日、出版デジタル機構(パブリッジ)の立ち上げ記者会見があったようです。
TwitterのTLを見ていると賛否両論あるようなのですが、あまり込み入った議論はまだ起きていないようなので
新興電子書店/電子出版系事業者としての立場から、パブリッジについての個人的な見解/推測をまとめてみようと思います。
(先に申し上げておくと、個人的にはこの取組は「そういう手があったか…」と比較的ポジティブに捉えてます)

情報源について

ちなみに、当社(モバキッズ)では、DRMフリーの電子書店「ブックパブ」の共同運営を行っている他、電子出版サイト「Synapse」を運営している事もあり、先日制作会社・電子書店向けの説明会に足を運んできました。そこで聞いた情報や、いままで電子出版をみてきた知見などを元に書きます。

ちなみに、これから1年間くらいの動きについては、補助金10億円が投下される「コンテンツ緊急電子化事業」のオペレーションが主になることと予想されますが。これに関しては資料がかなり一般公開されているようなので、このへん見ると色々わかると思います。
http://www.jpo.or.jp/electronic_books/index.html

現状の書籍電子化の問題点

そもそも日本において書籍の電子化が進んでいなかった理由はいくつかあります。以下、思いつく大きい問題を列挙します。

1:著者およびその他(挿絵や画像などの)権利者に対して、電子化に関する権利処理が出版契約の中にかつて入っていなかったので、権利処理でモメて旧作の一律電子化ができない。

2:DTPデータを出版社が保持していないケースが多く、その場合リフロー型コンテンツを作るときに紙版のスキャンから始めなければいけないので、電子化コストが高い。

3:電子書籍市場がまだ小さく、上記のようにコストも高いので、電子化コストを回収するまでに長い時間がかかる(ないしは回収できない)ことが予想される。

4:権利処理上、ないしは出版社の経営判断上、厳しいDRM(具体的には、閲覧用ビューアーソフトを限定し、電子書籍ファイル自体を読者が操作することを禁じる)をかけた状態でしか流通できないケースが多く、読者の満足度が低い。

5:フォーマットがまだ発展途上であり、現状では相互変換が難しいため、形式が乱立して統一が難しい。また、これが電子変換への投資をためらう要因のひとつになっている。

6:そもそも電子化によって紙書籍が売れなくなるのでは、という幻想があったりなかったりする。

7:(これは個人的な感想ですが…)紙書籍として売ることを前提に作ったコンテンツが、Webを通じて売れるコンテンツとは限らないため、コンテンツのミスマッチ頻度が高い可能性がある。

ああ、なんというか書いているだけで切なくなってきますねぇ…

Webの人っぽくざくっと考えてしまうと
・権利処理はできるところから頑張って、DTPは自前でやることにして、そこからオープンなフォーマット(EPUB)に変換して、EPUBのままで売ればいいじゃん!
などと思えてしまうわけですが、なかなかそうは行かないわけで(たぶん)

パブリッジの立ち位置

数年後の展望についてはよくわかりませんが、とりあえず今年は「コンテンツ緊急電子化事業」のスキームで色々進むものと思われるので、そこから推測していきます。
そもそも「コンテンツ緊急電子化事業」とは…というのはここが分かりやすいと思います。雑にまとめてしまうとこういうことかと。

・震災で東北大変だったし、製紙工場とかが被災して大変でした
・出版電子化はこれからの急務
・じゃあ補助金入れて大量に電子化することにして、その作業を東北でやる(体にしておく)ってことにすれば雇用生まれるし電子化進むし、ついでに東北の図書館に底本出すことにすればよくね?
・電子化費用は原則半分補助で、東北関係の本/出版社のは2/3補助しちゃう
・申請色々めんどうだから、申請の部分まるっと出版デジタル機構(パブリッジ)が代行するよ、自己負担分も立て替えちゃうよ、電子書籍の売上で相殺するよ
・基本的にはDTPデータからEPUBつくるけど、DTPデータないやつはスキャンして固定レイアウトEPUBにするよ
・できたデータはできるだけ沢山の電子書店で売るよ、でもDRM関係は電子書店に投げるよ

つまり、パブリッジの立ち位置は
・書籍の電子化における、変換代行の共通一次請けになる
・書籍の電子化における資金を実質的に貸し出す金融機関的立ち位置になる
というだけなんだと考えられます。
※もちろん実質的には巨大な電子取次になるわけで、Amazonの締め出しとかもでき得るわけですが、やらないって言っているのでなんとも言えないと思います。パブリッジ経由で電子化したら、電子書籍ファイルを出版社が取り回すことができない、って話も聞かないですし

特に陰謀論的に詮索しない限り、大手出版社がこれに乗るメリットも他にあまり感じられない(大手なら自前で全部やっちゃえば良い訳で)ですし、「大手の相乗り」というよりは、大手も出資して中小を保護することで、電子市場自体の拡大を目指す、ってストーリーと素直に捉えて良いのではないか、と自分は思います。
(まぁほんとのところはわかんないですけどねー)

面倒な点に一気に蓋をする上手さ

このスキーム、色々考えてみたのですが、先述の問題点のうち解決が面倒なところにキレイに蓋をしたスキームだな、と思っています。冒頭で「ポジティブに捉えている」と書いたのはその点。
問題点とそれへの対処(一部推測)と感想について、ひとつずつ見ていきたいと思います。(※コンテンツ緊急電子化事業についてなので、将来のパブリッジについてはよくわかりませんけど)

>1:権利処理が面倒な件
写真の権利が取れないところなどは個別対応する(ジャニーズとか)と説明会では言われていました。個別対応…

>2:DTPデータがない件
今回のスキームでは、DTPデータがない本は一部だけ手入力によるリフロー型変換をして、それ以外はスキャン画像を元にした固定レイアウトEPUBで済ませることになっているようです。
本来リフロー型にすべきコンテンツを固定レイアウトにして売れるとも思えないのですが、どっちにしろ売れない本かもと考えたら手抜きしてチャチャっと作って電子化点数のカサ増しに使うというのは合理的だと思います。

>3:コスト回収が大変な件
個別の出版社は1円も出さずとも、パブリッジが立て替えてくれるわけですから、特に問題にはならなくなります。パブリッジ自体の収支がどうなるかはあやしいですけど、それはもう、大手出版社の出資と産業革新機構の150億があれば、当分は大丈夫なのでしょう。

>4:DRMがきつい件
今回のスキームでも、DRMについては電子書店がやる、とだけ規定されています。PDFはDRMができないから不採用だそうです。
個人的には、個人情報を埋め込んで違法配布されたら通報されるようにすれば良いのでは(海外の出版社直営電子書店などを中心に採用されている方式で、ブックパブでも活用中)、と思いますが、それでは足りないという判断なのかもしれません。
これではやはり売れないのでは…とも思いますが、今回の目標は1年で6万点作ること、質より量、ということみたいで。確かに、電子書店の視点だと(質はともかく)量が多いと品揃えが多いようなイメージができて集客しやすくなったりしますし、悪くはないと思います。
そういえば、記者会見で「パブリッジでB2Cはやらない、電子書店同士で競争して欲しい」と明言されてましたね。

>5:フォーマット乱立の件
今回のスキームで作られる電子書籍は、販売用ファイルはEPUBかXMDFか.bookなのですが、それとは別に中間交換フォーマットにして納品されるので、形式は後で変えればOK、ということなっています。中間交換フォーマットとか超絶ややこしい…制作だるい…と思わずにはいられませんが、なにしろ実質パブリッジが独占一次請けですから、末端の制作会社が頑張ればよい話。独占って素晴らしいです。

>6:紙書籍が売れなくなりそうで怖い件
電子書籍に力が入らない理由として、取次や書店との関係悪化を危惧して電子化部隊が動きにくい…という要素もあるようですが、赤信号みんなで渡ればなんとやら。

というわけで、ややこしい事を後回しにしてゴリッと進めていきましょう、という考え方だと推測すると、すごく上手い仕組みだなぁと思っています。
健全な市場かどうかはあやしいですけど、その違和感さえ忘れてしまえば。

電子書籍がほんとうに売れるようになるために 〜電子出版アプローチ〜

しかし、これらの施策がなされて電子書籍の点数が増えたからといって、電子書籍の市場がどんどん大きくなっていくかというと、別問題だと思っています。
点数が増えるのは条件のひとつだと思いますが、「質的にも、フォーマット的にも、Web経由で売れるコンテンツを作る」という視点なしに、ただただ変換をしていけば自動的に売れまくる、とは考えにくいです。Webには書籍以外のコンテンツがたくさんありますからね。

その点を考えたときに、ただ「紙の書籍を変換する」のではなく、
・まず売るものを考えてから
・Webで売れそうならそれ向けに電子書籍を作って、それを組版し直して紙で売る
・そうじゃないなら、引き続き紙で売ることを考えて本をつくる
といった発想が必要になると思います。デジタルファースト、あるいは電子出版、と呼ばれる分野ですね。
そう考えると、「電子出版」と「有料Webコンテンツ」の行き着く先は一緒なのかもしれません。

その点も踏まえて、Webで良質で多彩なコンテンツがもっと販売されるように、電子書店の立場から、そして有料コンテンツ販売プラットフォームの立場から、できることは色々やっていきたいところです。パブリッジおよび周辺の取り組みについても、よりよくするお手伝いができればいいなぁと。Webの人として、ね。

※ご質問等ありましたらTwitter(@tamuken)またはコメント、メール(tamura@mobakids.jp)などでお気軽にどうぞ。

情報発信における競争が必要だと思う件

情報発信における競争が必要だと思う件http://www.tamuken.jp/wp-includes/images/crystal/default.pngタムケンブログ

(念のため補足しておくと、特定の事象についてではなく、よくある話として書いてます)

インターネット上では、ややこしい論争がしばしば発生します。よく見かけるのは、あのジャーナリストの記事(情報)はインチキだとか、嘘言ってるとか、論理通ってないぞ、とか。
その指摘が正しいか正しくないかは一旦置いておいて、そういう論争をいくつかみた感想として。
論争が生まれて、そして目立ってしまう(当事者にとっては「目立たざるをえない」でしょうか)のは悲しいことだなぁと考えてます。

理由は2つ(あんまり個々の事例上げて…とかやりたくないので、ファクトベースで書けなくてアレですが…)

  • 論争が起きたところで、(お互いの常識または発想が違う)(見ている世界が違う)(引っ込みつかなくなってる)などの理由で、だいたい決着などつかず、第三者の見方がガラっと変わることもなく(どっちかの味方は結局最後までその味方だったりするし)仕掛けた方も仕掛けられた方も何も得ずに終わるから。
  • そもそも間違っている(と論争仕掛けた側が考える)情報の(難易度が違いすぎない)代替コンテンツがあれば、そちらを紹介すれば済む話だから。

前者は論争一般に当てはまることなので、まぁ良いとして。
後者に着目することで、不毛な論争が減るんじゃないかなぁと思っています。注目が集まっているテーマについてそれなりに分かりやすくてそれなりに質が高い情報を発信する人が十分にいることで、論争が回避できるんじゃないか、と。逆に言えば、需要と供給のバランスが崩れている(需要が少なすぎる)場合に、不毛な論争が起きているのではないかな、と。

言いたかったのは、情報発信がんばろうぜ!ってこと。Synapseはそのアプローチのひとつ。最適解かどうかは、まだわからないですがね。

(そんなわけで、誰が悪い、ひどい、みたいな話は違和感があるんですよね…。)

不条理を正すサービスと中二病について。

不条理を正すサービスと中二病について。http://www.tamuken.jp/wp-includes/images/crystal/default.pngタムケンブログ

サービスを作るときに、いつも考えていることがあります。
それは、自分で「これは不条理だなぁ」と思うことについて、それをどうやったら正せるかな、というところ。

MANGAROOでは、プロアマ問わず面白いマンガを書く人が(連載を続けて作品をヒットさせ続ける以外の方法で)マンガ一本で食べていくのが難しいのはもったいない、と思ったのがスタートのひとつでした。BookPubは、業界の慣習や業界政治的な動きによって、電子書籍が複雑で使いにくい形になってしまい、読者も版元も無駄に損している、と思ったのがスタートです。

どちらも、現状までに十分に成功することが残念ながらできてはいませんが、これらを活かすスキームとして、そして「面白い文章を書く人でも、文章で食べていくのがなかなか難しいこと」「Webで煽りコンテンツや下らないコンテンツばかり溢れていて、良質な情報が流通していないこと」は不条理だなぁと思って始めたのが「Synapse」です。

今のところβ版という形で発表していて、本格的な展開はこれから(重要な機能をいまぽちぽち作っています)なので、詳しい話はまた後ほど。
昔も今も、不条理に対する中二病的ないらだちが、(なかなか当たらなくても)サービスを作り続けていてる理由なんだと思います。

スタートアップバブルということで、たくさんのサービスが生まれ、シードマネーをゲットして走りだしていますが
なにか人間システムの不具合・不条理を正していくサービスが、どんどん流行っていく社会になればいいなぁ、と思う最近。

ビジネスマンとしては、この発想はどうかと自分でも思うのですが
辞められないあたり、やっぱり中二病をこじらせてるんでしょうね…。

===
しっかり記事書こうとすると全然書き終わらないので、ライトにブログを書いていこう、ということで。

ビジネスを考えながら自らサービスを創るのは本当に楽しい

ビジネスを考えながら自らサービスを創るのは本当に楽しいhttp://www.tamuken.jp/wp-includes/images/crystal/default.pngタムケンブログ

最近はお金稼ぎ用のプロジェクトと、Synapseの開発を並行してすすめています。
もちろん、増資前までとは比率を変えて、自社サービスにより注力をしているわけですが
収益としては電子出版もの以外にも頼らざるをえない、というのが寂しいところ。

こうやって並行処理していると改めて感じるのが
自分のサービスを開発しているときの幸福感。
Synapseが描く未来を想像するとすごく興奮するし、
ページ一つ一つが出来ていくにつれて、理想の世界が創れる実感を味わえて
ほんとうに良い仕事だなぁと改めて感じたりしています。

「世界を変える(キリッ」とかかっこつける気はしないけれど
実現する(であろう)世界に誇りを持てるサービス案が降ってきて
ほんとうによかったなぁ、と思う今日この頃。

この楽しさを、もっと気軽に味わえるようになるにはどうすれば良いか?

そういえばこの間、Web界隈とか起業ほげほげとかに
興味がある学生たちと飲む機会がありました。
主に一橋の学生が多くてびっくり。
最近は学内に起業サークル的なのが増えてるのだとか。

話を聞くと、Webスタートアップに興味あって、起業にも関心はあるけれど、
プログラミングできないし…みたいなラインにいる学生が多いようで。
最近は「面白くてユーザーが集まればOK!」みたいなスタートアップが多いですが
一橋のビジネス感覚がある人々がコード書いてWebビジネスやるようになると
最近の妙なトレンドへのカウンターパンチ的に面白いことになりそうだなぁと思うのですが
まだあと1,2歩足りないなぁという感覚。

最初のフェーズまでは自分でビジネス考えながらコードも書く、みたいなスタイルは
自分でやっていてとても面白いので、そういうスタイルを広めたいなぁ、と思う次第です。
学生に限らずWebに興味あるビジネス寄りの人って同じところでひっかかってぐるぐるしてるからなーと。

うまくうちで教育プログラム(Synapseのコンテンツでも学べるし!)を
創っていけると面白いのですが
興味ある人いたら、いろいろやってみたいところです。

※気合を入れすぎるとぜんぜんブログが書けないので慣らし運転に徒然と。

増資した話と、新サービスの話

増資した話と、新サービスの話http://www.tamuken.jp/wp-includes/images/crystal/default.pngタムケンブログ

本日10月27日付で、モバキッズはサムライインキュベートさんの
3号ファンドにご投資いただきました。
同時に開発中の新サービス「Synapse」についてのティザーサイトを公開しました。

今までお世話になった方々には中々近況のご報告ができておらず申し訳ないです。
とりあえず、モバキッズが今何をしようとしているかについてまとめておきますです。

まずは、ベンチャーナウさんに記事を出していただいたのでこちらと、
ティザーサイトをご覧頂けると嬉しいです。
http://www.venturenow.jp/news/2011/10/27/1521_015443.html
http://synapsemedia.jp/

ほんとうの意味での、The Wisdom of Crowdsを実現したい

『ウェブ進化論』が流行ったのは2006年くらいだったでしょうか。
あの頃は、インターネットがどんどん普及して、
あらゆる知識情報が世界中でたちまちに共有されていくものだと信じていました。
いわゆる、群衆の叡智、ってやつです。
たくさんのブログが生まれ、いくらでも知的好奇心を満たせる場所が、
ワールドワイドウェブにありました。

もちろん今でも素敵なブログやウェブメディアはたくさんあります。
でも、どんなに善意が働いたって、人間霞を食べて生きて行くことは出来ないわけで。
広告収益のために、最近はPV至上主義の釣り記事が多かったり、
やたら広告ばかり目立ったり、無駄に記事が分割されてたり…。

ソーシャルネットワーキングが一般的になって、
いろんな人と出会ったり慣れ合ったりはできるようになりましたけれど、
やっぱりインターネットには情報流通を革命して欲しいと思っていた僕は、
やっぱりこれだけじゃだめなんじゃないか、と思うようになりました。

もっと良質な情報が、インターネットを通じて手に入るような世界を作りたい。
必ずしもたくさんの人に好まれるものでなくても、
役に立つ情報がどんどん流通するようになれば、世界はもっとよくなるはず。
そう考えて立ち上げたのが、「Synapse」プロジェクトです。

当たり前を疑うということ。

PV至上主義から脱却しつつ、知識情報をマネタイズするにはどうすればよいか、と考えると
インターネットの世界で長年支持されてきた常識がその発想を邪魔します。つまり
「Webコンテンツは無料であるべき」という常識です。
乱暴に言うなら、「ネットはタダが当たり前、課金する奴は情弱」といったところでしょうか。

良質な知識情報を流通させることを考えると、もうここに切り込むしかない、と考えました。
情報の受益者が、適切なお金を発信者に支払う、ということです。
お金がちゃんと流れるなら、情報の処理や加工、その他細かい作業は誰かに発注できます。
人によっては、平日の仕事をやめて情報発信に専念できるかもしれません。

この課題には、いままで「書籍電子化の支援」という形で取り組んできました。
こちらももちろん続けていきます。
書籍を電子化すること、Webの情報を有料化すること、
という2つのアプローチで取り組んでいきます。

Synapseの機能などについて

Synapse自体は、記事課金型のWebメディア(売買プラットフォーム)です。
個人でも法人でもだれでも掲載できます。
ただ、Synapseに掲載するには企画案を出して審査を通らなくてはなりません。
その代わり、審査に通りましたら、Synapse編集部が企画調整から面倒な作業、
ユーザーサポートまでお手伝いしていきます。

コンテンツは「誰かの役に立つもの」または「とてもおもしろいもの」。
ジャンルとしては、ビジネス系や自己啓発系、
ソフトウェアの使い方や趣味に関するあれこれなどの学習系などが
メインになるかと思いますが、特に制限は設けていません。
(R-18とかは当面NGですが)

配信形式はテキストでも動画でも音声でも。
定期的に連載する形でも、一度にまとめて公開する形でもOK。
課金は月額課金でも、記事別の課金でも、複数記事のセット売りでも対応する予定です。
イメージとしては、udemy.comあたりに近い感じです。

詳しい話は編集部ブログでぼちぼち書いていくので、そちらでぜひ。

増資の話

今回は榊原さんのサムライファンドにご投資を頂きました。
同時に役員にも入っていただいてます。
Synapse構想に至る前段階のアイディアの時点でコンセプトをご理解頂き、
ご支援を決めていただけて感謝しています。

モバキッズは現在役員が田村1名で、
役員レベルのガバナンスがいまいち効かない状態でしたので、
毎週コミットいただけるのもありがたい限りで。
株主が増えたことで、より一層気が引き締まりそうです。

脳と脳を繋げる「Synapse」

というわけで、情報を発信したい、販売したいという方、ぜひお手伝いさせてください。
サービス開始は12月予定ですが、それまでにはある程度のコンテンツを集めたいと思っています。
どこでも田村が飛んでいきますので、ぜひご連絡頂けると嬉しいです。
コンテンツ募集についてはこちらから。

良質な情報が手頃な価格で流通する仕組みを通じて、
たくさんの人の脳と脳がつながっていく社会を作れたらな、と思っています。
脳と脳をつないで情報を伝達させていくので、「Synapse(シナプス)」です。
がんばりますので、ぜひ応援して頂けると嬉しいです!

※編集サポートを行うアルバイトの方/フリーランスの方も募集中です。
コンテンツ募集のフォームからどしどしご連絡ください!
※この人に書いてもらうといいよ!みたいな情報も大歓迎です!

ビジコンで世界は救えるか。あるいは、ただの茶番に過ぎないのか。

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僕が経営しているモバキッズという会社は、僕が大学3年生の時に作った会社なので、厳密に言うと「前職:なし」なのですが、あえて前職を挙げる必要があるときは、東京大学を中心としたインカレサークルの名前を出すことにしています。大学1年の春から大学2年の夏までの期間、「学生のためのビジネスコンテストKING2006実行委員会」というなんだかゴツい名前のサークルでビジネスケースを作ったりビジネスプラン策定過程の支援策を考えたりなど頭でっかちなことをしていました。歴史にしても規模にしても日本最大級の学生向けビジネスコンテストだったこともあり、ビジコン的なものに関しては一家言あるひと、というわけです(以上、わりとどうでもいい前置き)

で、本題。

ビジコンで世界は救えるのか。

僕がいたKINGというビジコンができたのは1996年。それからネットバブル・ベンチャーブーム的なものが発生したりポシャったりする中で、様々なビジコンができました。企業が採用目的で実施するもの、若手起業家候補をピックアップするためのもの、バブった企業がアイディア集めに実施するものなど様々。またちょっと軸がズレますが、すでに立ち上がった(主にWeb関係の)ベンチャーないしサービスが競うタイプのビジコンなども最近は盛んに開催されています。

これらはそれぞれ目的が異なっている分、評価の仕方も異なってくるわけで。
採用目的で企業がやるようなコンテストは、参加者は就職したいし、運営者は優秀な学生を囲い込みたいし、ということで勝手に利害が一致しているのでまぁOK。
新興企業が資金調達目的にやるパターンもほぼ同様なので扱わないとして、その他のたくさんのビジコンについては、こんなDISがよく見受けられます。

「アイディアコンテストなんかして、何か意味があるのか。実現してうまく運用して、はじめて価値が上がるのではないか」
、と。それに対する反論として
「新しい気づきと信頼できる仲間をゲットして、10年後とかに力付けてどこかの道で成果出してくれればOK」
という「人材育成」をキーにした効用を主張もあったりします。

もっと直接的に言えば、「ビジコンなんぞ開いても、実践に役立たないなら、やるだけ無駄。何も世界なんて変えられやしない、のでは?」という話です。
実際、自分もたくさんのビジコンを見ていて、「それって意味あるのかな…」と思うことが時々あります。

ではどんなビジコンなら可能性があるのか、2つのポイント

ビジコンの実施意義に関して、「人材育成・教育効果」みたいな話を安易に持ち出すのはアンフェアかなと思っています。はじめからそれが目的でそう掲げているのなら、あとは費用対効果とかプログラムの精度とかの問題で、特に議論することはないかなぁ、と。

問題があるとすれば、コンセプトとして「社会を変える」ことを持ち出しながら、それにちっとも近づけず、「教育になったからOK」とするケース。具体的な場合としてどんな例が挙げられるか、平たく言えば「どんなビジコンはダメなのか」について、こんな例がありそうだ(あった)、という話を。

◆コンセプトとして掲げる解決すべき問題が、短期的な事業開始の必要がある緊急性の高い事案であるにもかかわらず、初対面チームによる「仲間づくり」「創発ポテンシャル重視」志向にした結果、「長期スパンで見て活躍できる人材育成」しか達成できず「緊急性の高い事案に対応できない」ビジコン。

この場合のポイントとして僕が考えているのは、どんなチームで各参加者が事案に取り組むのか、という点。パターンとしては、「イベントの現場で出会った知らない参加者とチームを組んで、仲良くなりながら頑張るパターン」「完全に個人で参加して、個人として戦うパターン」「あらかじめ3人なり4人なりでチームを構成し、チームで参加するパターン」の3種類か。初対面チームでやると新しい仲間が出来たり、多種多様な人と触れ合うことで今までにない創発が生まれたりする可能性がある一方、その後のプロジェクト実施まで実行出来るケースは稀(そりゃ、ちょっと前にあったばかりの人と気軽にプロジェクト始められないですよって話)なのが難点。

◆コンセプトとして掲げる解決すべき問題が曖昧であるにもかかわらず、高い賞金(数百万単位以上)が設定され、かつソロ参加orチーム参加制にした結果、「賞金稼ぎのプロ学生に荒らされて」「人材育成にも問題解決にもならない」ビジコン。

この場合のポイントは、賞金なりお金の投資なりをビジコンの優勝チームなり優秀者なりに与えるべきかどうか、という点。ビジコン参加者をそのまま実践の現場に放り込みたいなら、ある程度の食い扶持なり資本なりを与えないと、よっぽどやる気があるチームでない限り実践には移りません。高い志があっても、霞を食べて生きて行くことはできませんからね。採用目的でやる場合でも、超ハイエンド層をとりたいなら「成長」を売りにするのではなくて「賞金」で釣らないと集客が難しくなります。
一方、この手のビジコンにめっぽう強い学生というのはいて(しばしば、他のビジコン運営者だったりする)、安直にお金で釣るとそんなプロ学生が押し寄せて賞金稼ぎして帰っていく、なんてことにもなりかねないのが難しいところ。

けつろん

わたわたビジコンの問題点を上げてみましたが、コンセプトと形式と運営がぴしゃっとハマればちゃんと成果が上がるのも事実(と信じています)。もっといろんなビジコンが、それぞれちゃんと上手く運営されていくといいのになぁ、と思って書いてみたひとりごとでした。

やっぱ、ビジコン形式での短期の問題解決は、起業ありき(非営利団体も含めて)で見知ったメンバー同士のチームを対象にして賞金(または資本)で釣る、くらいしかないんじゃないかなぁ。。

以下、雑感。

なぜ電子書籍は紙の書籍より安くならないのか(DRMフリーの電子書店を作ったわけ)

なぜ電子書籍は紙の書籍より安くならないのか(DRMフリーの電子書店を作ったわけ)http://www.tamuken.jp/wp-includes/images/crystal/default.pngタムケンブログ

毎度毎度の告知モノで大変恐縮ではあるのですが、電子書籍事業における最初の一手についてようやくお話できるようになりましたので小噺をひとつ。

DRMフリーの電子書籍モール「BookPub」を、先週の15日にオープンしました。

詳しい説明はITMediaの記事などを。だいたいあってます。あとは近々BookBeatあたりで書くとして、深夜なのでちょっとしたお話を。

電子なんだから安くしろよ、は正しいのか問題

電子書籍に関するユーザー視点のDISとしてよく見かけるものとして、「電子なんだから印刷費かからない分安くしろよ」というものがあります。書籍版と同じような価格付けをしている書籍アプリのレビューなどにもよくありますね。

しかしこれには出版社側にも色々と言い分がある話だったりもします。

書籍の利益配分について考える

そもそも読者が書籍に対して払っているお金は、いったい誰にどれくらい行き渡るのか? について考えてみます。
まず、本を書く人(著者)はもちろんいます。そして編集者、ページのDTP、印刷。営業に広報。そして取次。最後に書店。紙代のことをいったん無視しても、相当たくさんの「人間」が関わっていることがわかります。人間がやる以上労働集約的な業務ですから、よっぽど大ヒットしない限り、似たような比率でコストとして乗ってくるわけです。

で、電子だとどうなるか。
著者がいて、編集者、ファイルのオーサリング、電子書籍ストアに対応する人、電子書籍ストアの営業、運用担当者。場合によってはストアと出版社の間に電子取次がはいったりして。関わる人間の数はちょっと少なくなるかもしれないけれど、まだまだたくさんの人が関わっています。部数が少ない分スケールメリットが効かない…などもありますが、それはさておいてもまだ関わる人はたくさんいます。

ここまで見ると、やっぱりちょっと関わる人減るし紙代いらないしで、それなりに安くできる方法がありそうな気もしてきますが、ここにはもうひとつ大きな壁があるのです。

ガラパゴス電子書籍体制の一番の問題点

それは、電子書籍配信事業者が取るマージンの高さ。ひどいケースだと、販売価格の50%近くを販売業者が取るケースもあります。場合によってはオーサリング費込みの場合もありますが、できあがるのは使いにくい、ただ業者が囲い込むためだけに作られたガラパゴスなファイル形式ですから、お買い得、なんてことにはなりません。

電子化しても関わる人間の数があんまり減らず、かえって無駄に工程を増やしている部分もあるのでは、とてもコストダウンなんてできません。雑誌にいたっては広告も無くなってかえって値段が上がることもしばしば。これが電子書籍がちっとも安くならない理由のひとつ、だと考えています。

(具体的な数字とかあげると、ちょっと不正確だったりするし、細かい事情を無視した極論になるので、とりあえずこのへんで)
(じゃあブックパブはどうなんだ? ってことを延々書くと「宣伝乙」感が増してかなしいので、またこれは後日。)

電子書籍が売れる、売れるからたくさん出展される、そしてまた売れる、のサイクルを作りたい

もっとも、書籍を電子化するのに多大なコストがかかり、それを回収できるほど売れないという現状がある以上、どうしてもマージン増やしたり値段下げるのやめたりしなくちゃいけないのも確かなわけで、一方的にDISるのはフェアじゃないかもですね。
参入障壁が低いから、あれこれ縛り掛けないといけない…と考えるのも無理はないと思います。

それでも、やっぱりユーザーの利便性を下げてばっかりでマーケットが育たない、というのは全然全体最適じゃないと思うし、だいいち電子書籍がふつうに読めるようになったら自分うれしいし、ということで、短絡的に「参入障壁が…」なんて難しい顔をしないで、便利な仕組みを淡々と創っていきたいですねぇ、と思っておりますよ。
まだまだ次の施策やら秘策やらも控えていますので、まずはお楽しみに、ということで。

神田であたらしい出版について考える

神田であたらしい出版について考えるhttp://www.tamuken.jp/wp-includes/images/crystal/default.pngタムケンブログ

おひさしぶりです。たむけそです。

神田に引っ越したよ!

というわけでアキバのマンションオフィスを引き払って、神田のオフィスビルに移りました。新卒プログラマも加入したので、マンションだとちょっと手狭なのでえいやっと。築40年とかなので外観は恐ろしくボロく、4階なのにエレベータがないという残念な感じですが、内装はリフォームしたのかわりときれいで、通り沿いなのできちんと光も入ってくるよいオフィスです。
風呂とキッチンが放棄されたこともあり、単純な事務所スペースの広さは2倍近くに、でも賃料はほぼ同じという。

どこかのインキュベーションオフィスに入ろうかなとも思ったのですが、どうも渋谷とか恵比寿とか六本木とかの界隈は好かず…。なにより、これからは出版業界についてみっちりと考えていきたいということを考えると、これはもう神田界隈かなと。神田も神保町もアキバも徒歩圏内という、電子出版をやるにはベストすぎる環境でしばらく頑張ることにしました。
詰め込めば10人くらい入れそうな環境なので、みなさまどんどん遊びにきてくださいませ(社交辞令じゃないよ)。Scansnap&裁断機の貸し出しもやっとります。

さて、電子書籍について

昨年は「何度目かの」電子書籍元年だったわけですが、いつものように空振りに終わったことでWeb業界の皆様は全然注目していないようで悲しい限りです。
結局セカンドライフとかと同じ。ユーザーメリットそっちのけで業界の理屈で物事が進むので、電子書籍大好きなひとほど自炊に走るという切ない状況であります。

しかし一方で出版業界は大変なことになっている訳です。娯楽市場やハウツー市場はネットに取られつつありますし、残念なことに完全に斜陽産業への道を進みつつあります。
けれど、他の製造業やらと違って出版文化は海外の企業に取って代わられる…なんてことはなく、ただ消え行くだけなのです。これは本大好きで本によって生かされてきた僕にとってはひたすら辛いことです。どげんかせんといかんわけです。

とはいえ、今までの形で成功してきて、しっかりとユーザーがついている商品に対して普通にイノベーションがおこるなんてことはあり得ないのです。別に電子化したら紙の本がなくなる訳じゃないのに、「わしゃ電子書籍は好かん。ふふん。」と公然と言い放つ人がたくさんいるような商品です。そりゃ、冒険しろってほうが無理な話です。

ならば、外部の若い人間がやっちゃえばいいじゃない、というのが一つの突破口になるのではないかと思うのです。

レガシーな業界だからこそ、開拓の余地がある(はず)

去年の電子書籍業界においてレガシーな企業群がやったことというのはまぁひどいもので、印刷屋も取次も書店も生き残れるように業界構造を変えずにいきましょう、という意思がばんばん伝わる、ユーザー不在の施策ばかりでした。だってガラパゴスとかあんなの電子書籍ファンすらロクに寄り付かないっていう。どうしてあんなヘンテコな端末でしか見れない書籍に紙書籍と同じ値段を払わなければならないのか…。
こんな状態だからこそ、まっとうなサービスをまっとうに運営すればそのうち勝てる、というのはあまり間違ってないと思うのです。二番煎じ、三番煎じの「日本版ソーシャルなんとか
」よりもずっと開拓の余地があってたのしいです。

競合含めてあんまり仲間がいないのが寂しい限り。僕ももう25歳、こんなことを言うとおこられるかもしれないけれど、いい年です。脳は劣化するばかり。元気にフレッシュに戦えるうちに、「読みたい書籍が読みたいときに読みたいように読める」すばらしい世界を作らなければならないとなると、急がなければなりません。世界を変えるためにベンチャーをやっているのですから、われわれはクソゲーを作って金儲けに走っている暇なんてないのです。

今は、もっともっと力が欲しい

そんなわけで本気出していくつかサービスを準備している訳ですが、この手のネタってあんまり共感してもらえないのが悲しいところです。エンジニアリングとしては新しさに欠けるし、お金儲けの人たちには「数年後に流行るんじゃないですかフフン」みたいな冷たい目で見られるし、Webの人たちには「ソーシャルでスマホでグローバルじゃないなんて…」みたいな冷たい目で見られる傾向にあるのが寂しいところです。

なので、一緒に新しい出版の夢を見てくれるパートナーさんやエンジェルさん、プロジェクトメンバーさん、なにより先進的な取り組みを使ってくれるユーザーさんを探すべく、これからはいろいろなところにできるだけ出てプレゼンやらおしゃべりやらしていきたいところです。飲み会とかパーティとかLT会とか、どんどん呼んでくださいね。根が引きこもりでインドアなので人がたくさんいるところはちょっと苦手なのですががんばります。直近では6/13のstartup datingのLTに出ます。(自分以外で)いちばん期待値が高いサービスが自分の前の出順というのがちょっぴりやりにくいですが、神田モバキッズの初陣ということでがんばります。申し込みはもう終わったらしいですがUstはあると聞くのでまた改めてご案内しますです。

まぁサービス予定についてがっつり書いてしまえば良いのかもですが、あんまり調子に乗って競合にやられてもアレなので具体的にはどうよって話はまたオープンでないところで。LTでしゃべるサービスはすでに公開済みですが、正式オープンは今月下旬なのでとりあえずはこっそりと。他にもいくつか控えているけど、いまのところはこっそりと。

在宅Webディレクターさんを募集します(経験者限定)

在宅Webディレクターさんを募集します(経験者限定)http://www.tamuken.jp/wp-includes/images/crystal/default.pngタムケンブログ

主業務はWebサイトの受託開発絡みのディレクションです

あんまりBlog書けず、告知ばかりですみません。
前の求人はふわふわした感じのでしたが、今回は逆に固めのほうで。

現在モバキッズは、電子書籍絡みの新規事業を何本かやりつつ
既に開発したWebシステム・Webサイトの運用業務や、
新規でのサイト開発業務などを並行して行っています。
今回はそのうちのディレクション業務を行ってくれる方の募集です。

業務内容について

サイトの更新業務(テキスト微調整など)や、
新規案件のディレクション・外部スタッフへの指示出し、確認などをお願いします。
多少HTML・CSSの調整や画像の加工(拡大縮小切り出し程度)は行っていただく形になります。

また、上記タスクがないときに一部事務作業、調査業務などをお願いすることもあります。
なので、比較的業務範囲は広いタイプのディレクション業務とお考えください。

応募頂く方に求める要件について

原則として経験者の方限定でお願いします。

以下必須部分です
・請負でのWeb制作のディレクション経験
・HTML/CSSの微調整スキル(イチから書き起こせる、までは必須でないです)
・PhotoshopかFireworks(できれば両方)を操作した経験
・Skypeビデオ環境

以下あったら嬉しい部分です
・携帯サイト関連の経験
・外部スタッフ管理の経験

勤務条件

原則在宅で、週5日、一日5時間程度のコミットメントがありがたいです。
もう少し増えたり減ったりする場合は要相談。
給与については時給1000円〜1500円換算程度で要相談。(スキル等により検討)
必要に応じて対面ミーティングが可能な距離のほうが望ましいですが、遠方でもOKです。

経緯について

現在モバキッズは、代表の田村(僕です)が
ディレクションとプログラミングと企画・経理を全て行い
アルバイトの方やフリーランスでお手伝いいただいている方、
同業の企業様と一緒に業務を回しています。
現状受託開発の業務と自社案件の新規開発を同時に進めているため、
田村のキャパシティが限界に達しています。
しかし、新規開発案件への積極投資のため、
受託開発の案件は増やしていく必要があります。

そのため、受託開発関係において田村の担当をプログラミング部分中心とし、
それ以外の部分を新しいスタッフのかたにお願いしようと考えています。
あまりお金がある会社ではないので給与面ではあまり優遇できず、
業務ボリュームがまだ読みきれずフルタイムでの雇用も難しいので
代わりに自由が効く業務環境を…ということで、在宅の方の募集としています。

以前Web制作会社等でディレクション業務を行った経験があり、
結婚や出産を機に退職された方や、体調等の都合で短時間勤務を希望される方などを
主に想定しています。(もちろんそれ以外の方も大歓迎です)

興味あり、話聞いてみたい、という方は
モバキッズのホームページからお問い合わせくださいませ。